ディーゼルエンジン用並列式2段過給ターボチャージャーは、2006年に業界で初めて発売した製品です。以来、性能、燃料効率、排出ガス制御の向上を求める自動車メーカー様の間でますます需要が高まっています。
Garrettの2段式並列システムは、2つのターボを順番に作動させることで、2.0L以上のエンジン出力とトルクを大幅に向上させるシステムです
並列式2段過給システムは、2つのターボを順番に作動させ、エンジン性能を向上させるシステムです。また、高温、高耐久性のタービン制御バルブを採用し、ターボ運転モードの切り替えを素早く行えるよう設計しています
点火から2400rpmまで
・プライマリーターボが作動(ベーンは全閉からほぼ全開まで)
・タービンバルブとコンプレッサー出口バルブは閉じたまま
・コンプレッサー リサーキュレーションバルブは開状態
2400rpmから2800rpmまで
・セカンダリーターボ作動(移行時にベーンが若干閉じ、その後再び開く)
・タービンバルブが開き始める
・コンプレッサー出口バルブが開く
2800rpm以降
・両ターボともフルシーケンシャル(ベーン全開)
・タービンバルブが開いたまま
・コンプレッサー出口バルブが開く
Garrettのディーゼルエンジン用並列式2段過給ターボは、コンパクトな設計でありながら優れた性能を発揮します
Garrettのディーゼルエンジン用2段式並列ターボは、エンジンの性能と効率の向上に貢献しております。当社のコネクテッドオートモーティブと統合電子ブースト製品は、今日の自動車にインテリジェントなソリューションを提供することで、この流れを引き継いでおります。これには、サイバーセキュリティ保護、電動ターボ、電動コンプレッサ、先進のパワートレイン制御、OEM診断予知ソリューションなどが含まれます